投手の補強は期待外れ
投手陣に目を向ければ、新守護神として入団したライアン・クック投手(32)は4月に右肘の違和感で戦線離脱。6月に復帰を果たしたものの、調子が上がらず6月22日に出場選手登録を抹消された。ここまで10試合に登板して6セーブ、防御率5.40と、機能していない。また、岩隈久志投手(38)に至っては、ここまで実践登板すらない状態だ。
在京球団関係者は「原監督の補強策は成功とみていいでしょう。丸の貢献度は大きいですし、炭谷も存在感を示している。中島と岩隈は想定内だと思います。ビヤヌエバとクックに関しては期待外れでしょう。2人ともに単年契約ですので、厳しいオフになりそうですね。中島と岩隈に関しては、選手兼指導者としての期待があるでしょうから、2人の進退は原監督の腹ひとつでしょう」と話す。
ひとり勝ち状態で悠々とVロードを突き進む原巨人。丸、炭谷が活躍する一方で結果を残せないものも...。後半戦は始まったばかりだが、期待外れの「助っ人」に早くも秋風が吹き始めた。