7月に入ると「恒例の光景」
「鹿だまり」は、観光客からの人気が高く、特に海外からの観光客は、その光景を「珍しがって写真を撮る」という。しかし職員にとっては恒例となっているようで、
「7月に入ったらいつも集まり、恒例の光景になっています」
と笑いながら答えた。
「鹿っていろんな群れがあって行動していると思うんですけど、たくさんの群れが一つの場所に集まっているのはとても不思議な光景に見えますね。夏の恒例のミーティングでもしてるのかなと想像したりしますけど」
取材終了間際には、時計は16時30分を過ぎていた。「もう集まっていますか」と質問すると、「今はまだ集まっていないですね」とのことだった。「鹿だまり」は暗くなり始めると、「一斉に移動し始めて、いなくなる」そうだ。
(J-CASTニュース編集部 井上祐亮)