日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は2019年7月17日、同27日に開幕する「パシフィック・ネーションズ・カップ(PNC)2019」の日本代表メンバー31人を発表した。
同大会は「W杯2019日本大会」に先駆けて行われるもので、本番も同メンバーを主軸に戦っていくことになる。
初選出は3人、最多キャップは「お前、どこ小?」のSH田中史朗選手の「69」
今回、発表されたのは、FW18人、BK13人の計31人。初キャップ(代表初選出)は、PR(プロップ)の木津悠輔選手、LO(ロック)のジェームス・ムーア選手、FL(フランカー)のピーター・ラブスカフニ選手の3人となった。
逆に最多は、身長166センチとチームで最も小柄なSH(スクラムハーフ)の田中史朗選手(キャップ69)。今年で34歳となったベテラン田中選手は、より多くの人にラグビーを知ってもらおうと、情報番組やバラエティー番組等へも積極的に出演している。
今でこそ、口ひげを蓄えた面持ちだが、若いころは近所の小学生に「お前、どこ小(学校)?」と突っ込まれたこともあるという。また、生放送の情報番組では「気合を入れるために頭を丸める」と宣言。番組終わりには、丸坊主になって登場したこともあった。
さらに、試合前のロッカールームでは、緊張のあまり「オエッ、オエッ!」と嘔吐(えづ)くことがルーティーン。同じくルーティーンポーズで一躍、有名になった元代表の五郎丸歩選手は「(嘔吐きに)最初は何なの?って思ったけど、もう慣れました」と過去のインタビューで語っている。