杉山愛、3歳息子の「はじめてのおつかい」に号泣

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   元テニス界の女王、杉山愛さんが息子の奮闘ぶりに人目をはばからず号泣した。2019年7月15日、日本テレビ系で放送された「はじめてのおつかい」。同番組は、2歳~4歳ぐらいの幼児が、パパやママからの「おつかい」を聞いて「人生で初めて、自分の力で何とかする」という人気番組である。

   過去には、ミュージシャンであるダイヤモンド☆ユカイさんの双子の息子も登場した。また、プロ野球・日本ハムのスラッガーで、強面でも知られる中田翔選手も「メッチャ、泣けてくる...」と、放送のたびに涙を流すという。親子の絆を再確認できる内容ばかりとなっている。

  • ウィンブルドン招待試合に登場した杉山愛さん(写真:アフロ)
    ウィンブルドン招待試合に登場した杉山愛さん(写真:アフロ)
  • 杉山愛さんのインスタグラムから。左からパパ、悠クン、ママ
    杉山愛さんのインスタグラムから。左からパパ、悠クン、ママ
  • ウィンブルドン招待試合に登場した杉山愛さん(写真:アフロ)
  • 杉山愛さんのインスタグラムから。左からパパ、悠クン、ママ

母の「愛」は強かった!「泣くなら泣いて、覚悟を決めよ」

   杉山さんといえば、テニスのグランドスラム「ダブルス」で3度の優勝、同ダブルスで世界ランク1位にも輝いた名プレーヤーである。今回の主役は、杉山さんのひとり息子である悠(ゆう)クン(撮影当時3歳8カ月)。余談だが、母が「愛=I」、息子が「悠=you」とのネーミング。さすが、世界中を飛び回った杉山さんだけあり「英語親子」といった感じだ。

   そんな杉山さん、自身の経営するテニスクラブのパーティーで、近所の洋菓子店に特大のケーキを注文した。ケーキには、ママのラケットを模したチョコレート製のラケットが載せられていたのだが...。ママは「(見本として渡した)ラケットを置き忘れてきてしまった」(設定)。これを悠クンに取ってきてもらう...というストーリーだ。

   悠クンは「ひとりでいくの、はじめて。やりたくない。ねむい」と言って、泣きながら駄々をこねる。しかし、そこは百戦錬磨のママ。「泣くなら泣いて、エネルギーを貯めるというか...。『覚悟を決める』って、すごい必要なんですよね」。5分間、抱きしめた後、息子を「はじめてのおつかい」へ向かわせた。

   杉山さんには「子育て3カ条」というものがあり、

(1) 真剣に向き合う→見ていないと、いざという時の対応ができない
(2) リミットをかけない→「できない」と親が思うと、子どもの可能性の潰してしまう
(3) 待つ→テニスコートのボール拾い、掃除等、子どもが嫌がってもやり通すまで我慢する

「ママの大好きなもの」を自分の意志で...

   泣きべそをかき続ける悠クンだったが、ママの魂を注入され、いざ出発。無事、ママの大切なラケットを洋菓子店から返却してもらう。さらにお願いされた「団子」「饅頭(まんじゅう)」のほかに、ママの大好きな「みたらし団子」を購入。3歳8カ月、リュックにラケットを背負うだけでも大変なのに、「いくぞ」と自身を鼓舞し、家にまでたどり着いた。

   これには、パパもママも涙。さらに、頼んでもいないママの大好物「みたらし団子」まで買ってきた息子に、また涙...。「何で泣いているの?」と聞く悠クンを、ママはギュッと抱きしめ続けた。ちなみに、悠クンの将来の夢は「おりょうり(シェフ)」。世界一となったママの後を、料理界で実現することが目標だそうだ。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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