ついに日本上陸のメルセデス初EV「EQC」 ライバル「リーフ」と比べると...

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メルセデス参入で広がるEVの選択肢

   EVはバッテリー容量が大きくなるほど航続距離は伸びるが、満充電まで時間がかかるデメリットがある。また、リチウムイオンバッテリーは携帯電話と同様、充電と放電を繰り返すうちに劣化するため、走行すればするほど航続距離が短くなることを覚悟しなければならない。メルセデス・ベンツ日本はEQCのバッテリーについて「8年または16万キロ以内で、バッテリー残量が70%に満たない場合は保証する」という。「新車登録から8年または16万キロ以内の保証」は日産リーフと同じだ。

   日本では現在、エンジンを持たない純粋なEVとして日産リーフ、三菱自動車の「i-MiEV(アイ・ミーブ)」(バッテリー容量16KW時)、米国テスラの「モデル3」(バッテリー容量は非公表)、独フォルクスワーゲンの「Eゴルフ」(35.8KW時)、独BMWの「i3」(33KW時)などが購入できる。メルセデス・ベンツが日本市場に加わることで、EVの選択肢が一段と広がることになる。

   メルセデス・ベンツ日本は7月18日からオンラインストアで特別仕様車「EQC Edition1886」の商談予約を開始し、10月以降に納車。標準モデル「400 4MATIC」の納車は2020年春になるという。

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