「天神ビッグバン」「長崎新幹線」でさらに...
18年度の市税収入の内訳では、固定資産税・都市計画税によるものも伸びている。中心部の天神地区では、ビル30棟を建て替えて店舗やオフィスの面積を増やす「天神ビッグバン」構想が進んでいる。高島市長は、この構想の進展にともなう期待感も土地の評価額上昇につながっているとみている。「天神ビッグバン」が完了するのは24年。完了すればさらに地価が上がり、就業人口も増える可能性が高い。
一部区間で整備方式が決まらないものの、九州新幹線長崎ルート(長崎新幹線、博多-長崎)の建設も進んでいる。一連のプロジェクトが進めば、福岡市への一極集中が加速しそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)