ラジオ大好きなネットニュース編集者が、自分で毎週生出演して気づいたこと

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双方向コミュニケーションの「仕掛け」

   ONE MORNINGには、番組とリスナーの双方向コミュニケーションをはかる仕掛けが、随所に置かれている。6時台には、最新ニュースに対するリスナーの「ワンコメ」(=ワンコメント)を紹介。7時台の「ベスト3総研」では、ツイッターの投票機能を使って、リスナーの生活習慣を探る。放送後には「トレンドネット」で扱ったテーマに対して、鈴さんの感想「スズコメ」がつぶやかれる。

   7時ちょうどの「ターミナルチャレンジ」も、リスナー参加型のイベントだ。7時台オープニングテーマ「ザ・ターミナル」が流れるまでに、やっておきたいことを済ませる。ツイッターには、お弁当作りから出勤まで、日々「成功」と「失敗」の報告が相次ぐ。

   曜日によってもカラーがある。筆者の出る水曜日には、番組ディレクターによる「ちょんコメ」がつぶやかれ、リスナーからのリプライが並ぶ。また金曜日には、鈴さんが週替わりで様々な容器を開ける「すずパカ動画」が投稿され、こちらも人気になっている。

   番組のハッシュタグ「#ワンモ」をつけたツイートは、ここ最近、平日朝のトレンド欄の常連となっている。番組名がトレンド入りする現象は、ONE MORNING以前に、同じ時間帯で約10年間放送されていた「クロノス」時代から見られた。番組やパーソナリティーが変わっても、リスナーがツイートしたくなる、良い関係性が築けているようだ。

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