「70円と90円にして、しばらく値段変えないようにしませんか」
郵便料金の値上げが発表された19年7月8日には、
「また郵便料金上がるんかいな。いくらの切手買えばいいんかい」
「ここ数年手紙送るたび切手代いくらだっけって考え込んじゃうな」
「こんなに頻繁に値上がりしてたら、切手代がいくらなのか、もはや覚えられません」
といったツイートが続出。買いだめている人からも、「持ってる切手が次々と一枚で事足りなくなっていく」「差額の切手を貼るのがめんどくさい」といった悩みが。「いっそのこと70円と90円にしてしばらく値段変えないようにしませんか」なんて提案も出ている。
もっとも当初、10%への消費増税は、15年10月に行われる予定だった。この時に人件費増加も織り込んでいれば、その後の二転三転はなかったのかもしれない。新料金の普通切手や郵便はがきは、19年8月20日から販売される。当然ながら印面も一新されるわけで、デザイナーの心中を察すると、とてもいたたまれない気持ちになるのは、筆者だけだろうか。
(J-CASTニュース編集部 城戸譲)