勝手に飲食物持ち込み、アルバイト怒鳴りつけ...
それによると、カウンターに8席しかない店に客が増えてきたため、「一人一杯、麺類の注文をお願いします」「乳児・幼児お断り」の貼り紙を出している。
しかし、これを伝えても、2人で1杯しか注文しなかったり、飲食物を勝手に持ち込んで注意するとキレたりするマナーの悪い客も目立つようになった。乳幼児連れで入店しようとして、「赤ちゃんにも1杯食わせるのか!」などとアルバイトに怒鳴りつけた夫婦もいたという。アルバイトもストレスなどから店を辞め、店長1人で切り盛りするようになってしまった。
一方、店には、クルーズ船で来る台湾や香港などの外国人客も多いが、ルールを一度伝えると守ってもらえることが多かったという。
この状態では、接客が大変になり、その質も落ちると店長は考え、日本人客お断りの対応を採ることに決めたという。
ただ、この対応を始めてから、状況が一変したそうだ。
「客が全然いないんですよ。昨日も2人だけでした。さすがに、いろんな人から文句を言われましたね。経営的には困っていますが、体を休め店の掃除をするなどして、しばらく頑張ろうと思っています」
10月から通常営業を再開し、様子を見てから、店を会員制にすることも検討しているとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)