劇場版「おっさんずラブ」ポストカード付前売券 初日で完売続出→高額転売相次ぐ

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   人気ドラマ「おっさんずラブ」の映画化作品「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」(2019年8月23日公開予定)の前売券の発売が7月12日から始まったが、早くもインターネット上で転売に出されている。

7月12日午前の時点ですでにかなりの出品がされている(メルカリより)
7月12日午前の時点ですでにかなりの出品がされている(メルカリより)

特典のみが転売されるケースも

   「おっさんずラブ」は田中圭さん主演で、田中さん演じる春田創一(はるたん)と、林遣都さん演じる牧凌太、吉田鋼太郎さん演じる黒澤武蔵らの恋模様を描いた作品で、2018年4~6月にテレビ朝日系で放送された。その続編となるのが「劇場版おっさんずラブ」だ。

   同作の前売券は、特典として全国の映画館で購入する場合に限り、先着3万人限定でオリジナルポストカードが付いていた。19年7月12日の早朝から各地の映画館で前売券を求めて長蛇の列ができ、完売する映画館が相次いだ。

   作品の根強い人気をうかがわせたが、早々に「メルカリ」などの売買サイトにこの特典付前売券が、定価の1400円をはるかに上回る額で出品されている。特典ポストカードと前売券を合わせて1万円前後の値が付いている、ポストカードのみで数千円で出品されているといった例も見受けられた。

   前売券を入手できなかったファンからは転売行為に憤る声が相次いでいるが、6月14日に施行されたばかりの「チケット不正転売禁止法」では取締りの対象にはならない。本法で高額転売を禁じられた「特定興行入場券」の要件である「購入者氏名の明示」「興行の日時・座席指定」には、このような映画興行の前売入場券は該当しない。都道府県の迷惑防止条例や、古物営業法の範疇で取り締まられることとなる。

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