同性愛と異性愛がもし「逆」の世の中なら... ツイッターで注目集めた漫画作品

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   「同性愛」と「異性愛」が逆になった社会を描いた漫画が、ツイッター上で話題になっている

   漫画は2019年7月8日22時30分ごろ投稿され、10日昼時点で11900以上リツイートされている。

漫画の1ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)
漫画の1ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)

「...実は俺、女の子が好きなんだ...」

   「同性愛と異性愛を逆にする漫画」と題されたこの漫画は全16コマ。主人公の性自認は男性「だが」、好きになる性は女性。主人公は別の男性に「...実は俺、女の子が好きなんだ...」と切り出すところから始まる。主人公は「うわ、ガチかよ」「ヤバ...」「なんでいままで黙ってたの?」などと返され、「あ...いや...」と言葉に詰まる。「...こういうことになるし、ゲイって勝手に思い込んでいたのそっちじゃないか...」という気持ちも記されている。

漫画の2ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)
漫画の2ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)

   場面は変わり、「彼女とかいるの?」と問われ、「いませんよ」と答える場面も。主人公はさらに、「え?それって本当に異性愛者なの?モテないからそっちに走るとか、気の迷いじゃない?」と聞かれる。

漫画の3ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)
漫画の3ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)
漫画の4ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)
漫画の4ページ目(飯塚モスオさんのツイートより)

   投稿された漫画はツイッター上で拡散された。作品の内容をめぐってはツイッター上で、

「異性愛も同性愛も同じですよね」
「同性愛異性愛どっちも同じ愛やんって当たり前に言えて思える世の中に!」
「世の中の普通をひっくり返す事で、こんなにわかりやすい感じになるのがすごい!」

など、さまざまな反応が寄せられた。

   J-CASTニュースでは10日、作者で漫画家の飯塚モスオさん(@moscowmule_〉に話を聞いた。飯塚さんは取材に対し、「(漫画は)僕の体験や友達の体験をもとにしています。僕はゲイですが、「ゲイの人はこうだ」と括られがちです。でも、ゲイにもいろんな人がいます。それを前提にして読んでほしい」」と話していた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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