どこまで続く「負」の記録 明るい兆しは...
ここ最近のセ・リーグの規定打席到達者で目立って低い打率を残しているのが、巨人・小林誠司捕手(30)だ。2016年には打率.204、翌17年は.206を記録している。小林の場合、捕手ということもあり、リード面を重視するという点において打撃に関して過度の期待はないだろう。田中は5月以降、下位の打順にまわっているが、本来、広島のリードオフマンとして期待されていただけに、打率1割台は自身にとっても不本意であろう。
首位・巨人ははるか遠く、10ゲーム差まで広がった。直接対決で2連敗中の4位・中日との差はわずか1.5ゲーム。今シーズンの広島は、リーグ3連覇の「黄金期」を支えてきた主力が精彩を欠いている。広島の「負」の記録はどこまで続くのか。現状、明るい兆しは見られない。