ジャニーズ事務所社長を務めるジャニー喜多川さんが、2019年7月9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で死去した。87歳。同日夜、事務所が公式サイトなどで発表した。
発表文では、ジャニーさんの「最期の日々」が比較的詳細につづられており、ファンの間で反響を呼んでいる。
「まるで稽古場にいるかのような...」
発表では、ジャニー社長は6月18日に自宅で急変。救急搬送され、集中治療室での処置の後、一般病棟に移っていたという。そのため、「ジャニーは、自身にとって子供のような存在でございますタレントやJr.との対面を果たすことが出来ました」としている。
また、闘病中には「新旧、様々な楽曲の流れる病室におきまして、年長のタレントからJr.までが同じ空間でジャニーとの思い出を語り合」ったといい、「ジャニーの容体が一時的に回復する」こともあったとしている。
「ジャニーがタレント達と過ごした病院での日々は、かけがえのない時間となりました。(中略)片時もジャニーが寂しい思いをしないよう、仕事の合間を縫ってタレント達は入れ替わり立ち替わり病室を訪れました。ジャニーの好物を皆で賑やかに食べることが日課となり、その光景と匂いからまるで稽古場にいるかのような感覚を覚え、皆、懐かしい記憶がよみがえりました」
「そして、最愛の子供達の愛に包まれながら、2019年7月9日午後4時47分、ジャニー喜多川は、人生の幕を下ろしました」
発表を受け、ネット上では
「本当に心が温かくなった。毎日たくさんの家族が来てくれる、とても穏やかな空間だったんだろうな」
「ジャニーさんとの絆がすごすぎるし この関係性も素敵だ」
といったジャニーズファンからの声が続々と上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)