水ダウ、イッテQ...テレビで大反響の「催眠術」って、そもそも何なのさ? 識者に聞いてみた

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抵抗感がなくなると、何でもできてしまう!?

   この日の「イッテQ」では、番組で「出川ガールズ」を務めるモデルの谷まりあさん(23)の催眠術へのかかりぶりが強烈だったと視聴者の間で大きな話題に。さまざまな催眠術にかかり続けた谷さんだったが、中でも視聴者の度肝を抜いたのが、出演者の出川哲朗さん(55)の腰に「額をくっつけたくなる」という催眠術だ。

   谷さんは「ヤダヤダヤダヤダ!」「私だってやりたくないですよ! お尻にくっつくなんて!」と嫌がりつつも、出川さんの腰にフラフラと引き寄せられ、背中を向ける出川さんの腰に強力に密着。出川さんが歩き始めても額は離れることなく、さながらケンタウロスのような状態で、ロケ場所となった公園内を徘徊した。このシーンについても、鈴木氏の意見を聞いてみた。

「谷さんのケースは、やはり抵抗感はあったのでしょうが、出川さんの背中なら許せる範囲だったのでしょう。『許容範囲の抵抗感を飛び越えさせた』と言えるわけで、番組としては大成功だった思います。なので、極端な言い方になりますが、あの場で『裸になりなさい!』と命令されたら、谷さんは従わなかったでしょう」

   また、ショーとして紹介されることが多い催眠術だが、これについても、

「催眠は意識状態の1つですが、催眠状態に入ることで、より良い気付き、認識、行動を目指すための心理療法を行うことができます。普段固執している考えを柔軟化させることで、よりよく生きることが可能になるのです」

   と解説してくれた。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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