「一人とはいえ国会議員がいる」
最多の「11」だったのは、朝日新聞と産経新聞。朝日新聞は、毎日新聞と同じ「10」に加え、「れいわ新選組」を入れている。今回改選の山本太郎・参院議員が4月1日(結成会見は10日)に立ち上げたばかりの政治団体だが、朝日新聞が運営するニュースサイト「withnews」の7月1日配信の記事「参院選、山本太郎氏『10人擁立』こだわる理由~(略)」(藤田直央・朝日新聞編集委員執筆)によると、「朝日新聞では今回の参院選報道で、山本さん一人とはいえ国会議員がいる『れいわ』は『主要政党』、国会議員がいない『安楽死』は他の団体とひとくくりで『諸派』として扱います」と説明していた。
産経新聞も「11」だが、構成は朝日とは異なる。読売・日経の「9」に加え、「幸福実現党」と(「無所属」とは別に)「無所属統一」(立民など4党の野党統一候補)が挙がっている。産経新聞の「東京本社版」でも、7月3日付朝刊1面で同種の表(立候補予定者)を載せており、「11」となっている。