東京選挙区では「ガチンコで喧嘩する」
同じ東京選挙区では、公明党の山口那津男代表が再選を目指している。山本代表が「そうですよ、ガチンコで喧嘩するんですよ」と熱弁をふるうと、現場からは拍手が起きた。そして、「ならぬものはならぬ。ガチンコで喧嘩できる、本気の大人がいま東京都から立候補したんですよ。この心意気、どうかあなたに買っていただきたい」などと訴えかけると、
「野原、野原、野原、野原、野原」
とコールが起こった。
街頭演説の場にいた、茨城県在住の女性支持者は、「昨日、候補者がそろったのをネットで見た。一人一人大変な思いをしてきた人とわかった。自分の考えと合って、政策もスッと入ってきた。この人たちだったら今の生きづらい日本を変えてくれる」と評価する。保育士を12年間してきたというこの女性は、手取りの給料は月に約15万円の時もあったという。自民党が打ち出している、幼児教育無償化の方針について、「子育て世代にとっては助かるのかなと思うが、働く側の保育士のことも考えてほしい。ずらされている気がする」と指摘。「(れいわ新選組は)介護や福祉などにかかわる公務員を増やす公約で、すごくいい」と前向きにとらえていた。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)