「安保法制廃止で5党1会派は一致」
野党共闘を後押しする民間団体「市民連合」は5月29日、4野党1会派(立憲、国民、共産、社民、社会保障を立て直す国民会議)に政策要望書を手渡しており、これが事実上の野党間の政策協定だと位置付けられている。ここでは、憲法9条改正阻止や、安保法制の廃止をうたっている。この点を念頭に、枝野氏は、
「有権者の皆様に『今の政治の継続でいいのか、それとも軌道修正が必要ではないのか』という明確な選択肢を示したと思う」
「憲法違反である安保法制は廃止とするという点で、5党1会派は一致している。その考え方に基づく候補者に当選してもらいたい」
と主張したが、立憲支持者が共産党候補に投票すべきか、という安倍氏の問いに直接は答えなかった。