スマートフォンのバーコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」について、不正にチャージされ、使用されたという被害の訴えがツイッター上で相次いでいる。
中には、約20万円も使われたと訴えるケースもあり、7payは、公式サイト上で異例の注意呼びかけを行った。
計6回もチャージされ、約20万円使用というケースも
7payのサービスは、スマホのアプリからわずか2タップで簡単に利用登録が済むとのうたい文句で、2019年7月1日にスタートした。現在は、セブン-イレブンの店舗でのみ使えるようになっている。
ところが、ツイッター上では、翌2日ごろから、店頭レジからなど5つのチャージ方法のうち、主にクレジットカードを使う方法への被害訴えが相次いで寄せられた。
あるツイッター投稿者は、7payのアカウントが乗っ取られたと訴え、3日朝の約40分のうちに計6回19万円もチャージされたという。クレジットカードでは、1回のチャージ上限が3万円になっている。さらに、東京都内の店舗で計2回、9万5000円と10万円が使われたとしている。
また、別の投稿者は、3日朝の約30分間のうちに、クレジットカードで18万円を勝手にチャージされ、都内の店舗でまず9万円、そして残り全額が使われたという。この投稿者は、7payの利用を停止して、警察に被害の相談をしたと明かした。
このほかにも、少なくとも4人ぐらいが同様な被害をツイッター上で訴えている。
これに対し、7pay側は3日、「ID・パスワードの管理について」と題して、利用者に注意を呼びかける文面を公式サイト上にアップした。