自社のオフィス以外の場所で仕事をする「テレワーク」を全国でいっせいに行う「テレワーク・デイズ」の推進イベントが2019年7月1日に開かれ、2年連続で推進キャラクターを務める女優の桜井日奈子さん(22)が登場した。
「仕事」に関連して、「夏休みにやってみたいこと」について質問された桜井さんが挙げたのが「ゴルフと滝行」。意外な願望で記者を驚かせた。
出張先でサテライトオフィス活用する若手社員を演じる
2020年の東京五輪・パラリンピックでは、国内外から観光客が押し寄せるため、交通機関の混雑が予測されている。政府では、この期間中にテレワークをすることで通勤する人を減らし、混雑緩和を目指している。
政府では、東京五輪が行われる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、17年から全国の企業が一斉にテレワークを行う取り組みを進めている。20年の予行演習の位置づけで、18年には1682団体、延べ30万人以上が参加。参加企業のNTTデータなどの本社がある豊洲地区では、通勤量が14.5%減ったと推定している。19年は7月22日から9月6日まで行い、3000団体、延べ60万人の参加を目指す。
桜井さんは2年連続PR動画に出演している。18年の動画では娘役を演じ、父親がテレワークを活用することで家族と過ごす時間が増えることをアピールする内容。19年は自らが若手の会社員を演じ、出張先でサテライトオフィスを活用して顧客とスムーズにやり取りする様子を描く。桜井さんは
「東京に世界中からたくさんの方がいらっしゃいますし、その一方で東京に住んでいる方の快適なスムーズな暮らしができる仕組みをより多くの方に知っていただければ」
などと呼びかけていた。
「ゴルフと、滝行と、なんでしょうね...。そんな感じです」
桜井さんは、休みに備えて「やりたいことリスト」を作っているといい、その内容を聞かれると「ゴルフと、滝行と、なんでしょうね...。そんな感じです」。桜井さんは幼稚園から高校3年生までの13年間、バスケに打ち込んできた。バスケの大会が近かったため、修学旅行で「集中力を高めよう!」と座禅を体験したことから、「清める」といったことに興味を持ったという。ただ、座禅体験は「ちょっと後悔」したといい、それよりもハードな滝行には、若干の躊躇もうかがえた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)