「今回提出したことは無駄ではない」
畠山さんは総務省の見解について、「行政機関なので仕方がないかなと思うところはあります。削除しろという立場ではない」としつつも、
「無投票の時でも選挙公報を公開してほしいという声があることを、今まで意識したことがなかったというご意見もありました。そういう意味では皆さんに署名をしていただいて、『こういう意見もあるんだ』ということを総務省側に知ってもらったのは、一つよかったことかなと。そういう要望を行政や、当事者である政治家の方に有権者が伝えていくことが、事態をもう少し前向きに動かすことにつながるんじゃないか。今回提出したことは無駄ではないし、将来的に立法するのが政治家の方々のお仕事なので、そういった方々に働きかけていく第一歩になれば」
と署名提出の意義に触れた。今後も署名活動は続ける予定だという。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)