菅野智之、7年連続オールスター出場へ 「監督推薦」で広がるG党の疑心暗鬼

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菅野は当然、選出されるべき選手だが...

   オールスターゲームは、前年度の優勝チームの監督が各リーグの指揮を執る。今年のセ・リーグは広島の緒方孝市監督(50)、パ・リーグは西武の辻発彦監督(60)が監督を務める。オールスターゲームは「夢の球宴」と称されるように、セ・パ両リーグのスター選手が集い競い合う場である。球界を代表する菅野は当然、選出されるべき選手だが、ネット上で一部のG党の間で疑心暗鬼が広がっている。

   オールスターゲームは、ファン投票で選出された選手の場合、基本的に出場を辞退することは出来ない。出場を辞退した場合、オールスターゲーム後、10試合出場停止のペナルティが与えられる。2019年に野球協約の改定により、脳震とうで出場選手登録を抹消された選手にはこれが適用されず、また、オールスターゲーム直前まで出場選手登録を抹消されていた選手が出場を辞退した場合、抹消期間中の試合数を10試合から差し引くことになった。

   監督推薦に限っては規定がなく、出場を辞退してもペナルティは発生しないが、球界のエースである菅野にその選択肢はないだろう。5年ぶりV奪回を目指す巨人にとって菅野は絶対に欠かせない先発の柱。休ませたいが「本音」の巨人首脳陣と、出場を願う緒方監督。菅野のオールスターゲーム出場は、中盤から終盤にかけて巨人にどのような影響をもたらすのか。「夢の球宴」は7月12日、巨人の本拠地・東京ドームで幕を開ける。

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