「どら焼き転売」アマゾンで価格7倍に 和菓子店が抗議→商品ページ削除

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   自身の菓子店で作ったどら焼きが、無断でアマゾン(Amazon)に売られているとして、1922年創業の老舗和菓子店「木挽町よしや」(東京都中央区)が憤りの声を上げている。

   木挽町よしやが2019年6月27日午前に行ったツイートは、1万以上リツイートされ、その後アマゾンの商品ページは削除された。J-CASTニュース編集部では、店側に電話取材した。

  • 店側のツイートより(画像一部加工)
    店側のツイートより(画像一部加工)
  • 店側のツイートより(画像一部加工)

5個入り700円→約5000円で販売

   木挽町よしやの担当者は6月28日、取材に対して、同店のどら焼きがアマゾンで売られているのを、27日午前中に見つけたと話した。特定のキーワードを登録するとメールで知らせてくれる「Googleアラート」を通じて発見。担当者は「ほかのお店とかに卸したことないのに、アマゾンのところに出ていたので驚いて、ツイッターに上げた」と振り返る。

   見つけた時の気持ちについて、「買われているお客様に申し訳ない。すごい残念」と落胆。アマゾン側に連絡したが、「お店の名前とかで商標登録はしてないので、商品名にうちの名前が出ているだけでは、取り下げることが難しいのは現状らしい」という。

「販売元は、実在するかしないかわからないお店が出している。お客さんが見ると、完全に木挽町よしやがアマゾンと契約をして、どら焼きを販売しているように見えますよね。そこが一番の問題です」(担当者)

   金額も本来、5個入りで700円なのが、約5000円で売られていたことについても、「問題だと思います」と訴える。

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