NHK記者「未知数です」
NHKは7月1日の朝ニュース「おはよう日本」(総合)の7時台で、NGT48問題を取り上げた「『近すぎる』距離感 潜むリスク」の特集を約8分にわたり放送した。握手会のシステムを解説し、「握手券」を大量に入手することで、お目当てのアイドルと長時間の会話が可能になる状況を指摘した。特集後段で、今回のAKS・NGT48側の発表内容も伝えた。担当の古市啓一朗記者(NHK新潟)は、これまで批判が出ていた運営会社についての「信頼回復につなげることができるのでしょうか」との質問に対し、「まだ未知数です」と回答。今回発表された対応策を「より具体化」させ、「記者会見を開いて説明」して信頼を回復することが、グループの活動再開へ向けて「不可欠」だと指摘した。NGT48は一連の騒動をうけ、事実上、対外的な活動は休止状態となっている。
NGT48サイトでの対策7項目発表を受け、ツイッターにはファンらの反応が寄せられている。傾向としては、「対策が遅すぎるんだよ」「過去の事件を清算しない限り、これからの対策とかをいくら打ち出しても信用は回復しないと思う」といった厳しい指摘が目につく。中には「遅すぎる対応ではあるが、早く信用を回復できるといいね」と、前向きな受け止め方を発信している人もいた。