爆笑問題の太田光さんが、2019年6月30日に放送されたTBS系「サンデージャポン」で芸人の闇営業問題について持論を展開した。
宮迫へ「プロとしてノーギャラで舞台に立つなんて恥」
同番組は、冒頭から芸人による闇営業問題を取り上げた。一連のVTRが流れた後に太田さんは、謹慎処分が下っている雨上がり決死隊の宮迫博之さんに対し、
「プロとして、ノーギャラで舞台に立つなんて恥(ギャラをもらっていないとおかしい)。ましてや、芸じゃなくて歌うたって...。アイツは中途半端。芸人が守るのは芸ですよ!」
とまくしたてた。
一方で、明石家さんまさんがラジオで「(解雇されたカラテカの)入江(慎也)に頼まれたら、俺も絶対、行っていた」と話したことに対しては、
「さんまさんなら、金はもらっていないと思う」
と、さらに「独自の見解」を語る場面もあった。
一方、ダウンタウンの松本人志さんは、同日同時間帯に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」で、所属する吉本興業から聴取を受けたことを明かした。
松本さんは、
「僕も(吉本興業から)『松本さんは(闇営業)ないですよね』って言われましたよ。例えば(解雇されたカラテカ)入江の何かで頼まれたり...とか。1ミリもないな。コンパは3回ぐらい、してますけど。でも、入江が連れてくる女の子はブスばっかりなんで、何にもないです」
ジャニーズで「闇営業」そもそもあり得ない
また、同番組で司会を務める東野幸治さんも、
「僕も吉本から聞かれましたけど『ないですよ』...と」
この日、コメンテーターとして登場した元SMAPの中居正広さんは、
「ジャニーズ事務所では、副業やサイドビジネスはダメです。アルバイトもダメ。会社を通さずに仕事をするっていう感覚が、僕らにはないんです」
奇しくも、大手事務所でも、考え方や対応が異なることが浮き彫りとなった。
また松本さんは、闇営業問題が明るみとなった宮迫さんに直接、電話をしたといい、
「(世間は)『お金はもらっていない...は信じない。それは無理や』って言ったけど、伝わらへんかったかな...」
と神妙な面持ちだった。