ラグビーに出会うまで「見える景色が『真っ黒』だった」
畠山選手は、幼少期を振り返り、
「自分自身に得意なものがなくて。何て言うんですかね...見える景色が『真っ黒』でした。ところが、親以外の大人に初めて褒められたのが、ラグビーのコーチだったんです。それこそ『暗闇に光が差したような感じ』でしたね。その光を、ずっと追い求めてきたら、いつの間にか、日本代表になっていました」
では、ラグビーに出会っていなければ、不良になっていた?
「いや、もっとタチが悪かったと思います。引きこもりになっていたとか...。最近、よくニュースで見るような『何で?』みたいなことになっていたかもしれない...っていうぐらい、自分に自信がなかったですね」
小学校時代から「大きかった」という畠山さんは、ラグビーによって、自身の人生を切り開いてきたという。