安倍首相と文大統領の「微妙な握手」、どう報じられた? 「笑顔」「硬い表情」「目を合わさず」...メディアで変化

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公式の日韓首脳会談の予定はなし

   他のメディアも見てみると、フジテレビ(FNN PRIME)は、動画を添えて、速報として「日韓首脳 笑顔で握手 公式会談予定はなし」の見出しで報じ、本文では「2人とも笑顔が見えて、にこやかに見えるが、今回は日韓首脳による公式会談の予定はないという」と指摘していた。

   産経新聞(産経ニュース)の見出しは「安倍首相、各国首脳を出迎え 韓国の文大統領とも握手」と事実ベースの淡々としたもので、本文では「トランプ米大統領や中国の習近平国家主席ら首脳一人一人と、笑顔で握手を交わして短時間、あいさつ。午前11時半頃ごろ(原文ママ)、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも握手を交わした」となっていた。

   NHK放送の録画をJ-CASTニュース編集部が確認した範囲では、確かに共同通信が指摘したように、文大統領の前後のエルドアン、マクロン両大統領の時と比べると、「笑み」の程度に差があるようにも見えた。マクロン氏とは握手の前にハグもしていた。一方、握手の直前と握手を終える際にはそれぞれ、文大統領と目を合わせているように見えた。ただ、握手前のアイコンタクトの時間は、少なくとも前後の両首脳の際と比べると、短めの印象も受けた。いずれにせよ、「笑み」の程度の認定にせよ、「目を合わ」したのが「しっかり」か否かの判定にせよ、その差は微妙なようだ。

   G20サミットは29日に閉幕する。期間中の日韓首脳会談は予定されていないが、「立ち話程度」の場面はあるかもしれない、との指摘も出ている。

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