特殊詐欺グループの宴会に出席し金銭を受領していたとして、2019年6月24日に吉本興業により無期限の謹慎処分が決定したロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの姿が、テレビから早くも編集で消されたと話題になっている。
謹慎決定の翌25日放送のレギュラー番組「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)での出来事だ。
不自然に映り込む緑シャツ
番組が始まると、ゲストのクロちゃん(安田大サーカス)に話しかける司会の田村淳さんのアップに切り替わったところで、画面左側の端に緑色のシャツ姿の人物が映りこむ。その後も淳さんのアップ画面では、緑色のシャツが時折左側に映りこみ、この人物が田村亮さんではと思われる。
開始4分頃にカメラがスタジオを「引き」で映し出すと、ゲスト出演者らや司会者席にいる淳さんの姿が。淳さんは画面左端におり、画面には映っていない左側(淳さんの右側)に何度か視線を向け、話しかけるような場面もあった。どうやらこの位置に亮さんがいたようで、カットされたとみられる。
以後も司会者席を映す時は淳さんのアップが続き、視聴者も編集意図に気づいたようで、
「ずーーーっとこの淳のアップで違和感ありあり」
「淳の隣の緑の服着てる人亮だよね」
と、淳さんのアップと緑シャツの人物を多くの視聴者が気にしていた。
さらに12分頃、ゲストの藤田ニコルさんが画面に映るとやはり左側に緑色のシャツが映りこみ、藤田さんが「私も21になったんで......」と話し始めると、「はい」という声が聞こえ、左側の人物が相槌を打つような動作をする。これは亮さんの声ではないだろうか。
極めつけは13分過ぎ頃、藤田さんとアンガールズの田中卓志さんが腕を組んで歩く場面で、問題の緑のシャツとズボンを着た人物の左半身が一瞬映し出される。これが亮さんなのだろう。以後も番組終了まで、チラチラと緑シャツの人物は映りこんでいた。
また番組後半にはACジャパンのCMが7本連続で放映され、スポンサー降板との関係をうかがわせた。