ラジハ特別編、「回想シーン多すぎ」? 実際に何分あったか測ってみたら...

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   2019年4月期の月9ドラマ「ラジエーションハウス」(フジテレビ系)の特別編が、6月24日に放送された。

   同ドラマは前回で最終回を迎えており、特別編は俳優の窪田正孝さん演じる主人公の五十嵐唯織らのその後を描く。特別編では甘春総合病院を退職した唯織がアメリカに向かう際の飛行機の中での出来事や、唯織退職後の放射線技師たちの様子が描かれるなどし、「最高のドラマでしたね」といった声も相次いだ。

   ただ、その一方で、「回想シーン多すぎ」「回想ながいながい、長すぎる。ナシとは言わんけど長すぎるわ」といった、回想シーンが多すぎたとする不満の声も多数。中には、「明日も早いのに必死に2時間見たのに。3分の2が回想やん」といった感想も上がっているほどだ。

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回想シーンの合計時間を計ってみると...

   そこでJ-CASTニュース編集部は、特別編の放送時間の内、回想シーン(これまでの放送で使われており、主人公たちが過去に思いを馳せている瞬間)が何回訪れたか、そして、それが合計で何分間あるかを検証すべく、放送を確認した。

   その結果、1時間45分25秒(J-CASTニュース編集部が調査、以下の時間数も同様)の放送時間(CMを含む。ただし、ラストシーン放送後のプレゼントコーナーやCMは1時間45分25秒には含めておらず、除外している)で、回想シーンと判断できるものは13回挿入されており、合計時間は30分36秒だった。このため、回想シーンの合計時間を放送時間で割り算した結果、全放送時間の約29%が回想シーンだったとの結果が出た。

   最終回後の特別編であれば、約29%という割合はそれほど多いとは言えないだろうが、番組中盤には最終回後の主人公たちのシーンと回想シーンが頻繁に入れ替わっていたほか、番組後半には7分44秒にわたって回想シーンが挿入されるなど、回想シーンが長く感じてしまいかねない演出があった。恐らく、これらが原因で上記のような不満が上がってしまったのだろう。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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