セ新人王は床田、上茶谷、近本、村上の「4強」争い? 割って入るとすれば巨人の...

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近本、村上はオールスターファン投票でも大人気

   打者に目を向けると、阪神・近本光司外野手(24)とヤクルトの若き主砲・村上宗隆内野手(19)に注目が集まる。

   阪神の2018年ドラフト1位・近本は開幕スタメンを勝ち取り、センターのレギュラーの座を手中にしている。センターライン強化を推し進める矢野燿大監督(50)の期待に応えるように、72試合に出場して打率.268、6本塁打24打点を記録し、持ち前の俊足を生かした走塁も大きな武器となっている。6本の本塁打が示すようにパンチ力もあり、「走攻守」揃った大型新人である。

   一方の村上はプロ2年目の今シーズン、その打撃センスが覚醒しつつある。ここまで74試合に出場し、19本塁打を記録しており、55打点を稼ぎ出している。類まれなる長打力を誇る一方で、打率は.230と低く、評価が分かれるところだ。また、守備面で大きな不安を抱えており、74試合に出場して「11」の失策を記録している。確かに長打力は大きな魅力だが、野手としての総合力でいえば、近本にやや劣るか。

   近本、村上ともにプロ野球ファンの注目度、期待度は高く、オールスターゲームのファン投票では、近本は外野手部門で2位、村上は3塁手部門で阪神の4番・大山悠輔内野手(24)や、セ・リーグ首位打者の中日・高橋周平内野手(25)を抑えて堂々の「トップ当選」。将来、球界を代表する打者に成長するであろう若き主砲への期待度の高さを物語っている。

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