戦隊ヒーローショー出演者のセクハラ告発、「事実であれば誠に遺憾」 東京ドーム・東映エージエンシーが見解明らかに

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J-CASTニュースが関係各社に取材すると

   女性は誰からハラスメントを受けていたかなど、「加害者」に関する詳細は明かしていない。J-CASTニュースが24日昼、シアターGロッソを運営する東京ドームに取材すると、広報IR室担当者は「ツイッター上で被害の訴えがあったことは把握していますが、内容については事実確認中です」と答えた。女性は司会として18年3月17日からシアターGロッソでの戦隊ヒーローショーに出演しており、19年5月6日の公演を最後に出演しなくなったという。

   広報によると、女性は東京ドームに所属しているわけではなく、同ショーは東映エージエンシーと協力して制作している。そこで東映エージエンシーに24日取材すると、担当者は同様に「訴えがあったことは把握していますが事実確認中」とだけ話した。

   また、Gロッソでのヒーローショーに所属の司会者やスーツアクターを出演させている有限会社テクニカルアクターズクラブ(本社・東京都新宿区)は24日の取材に対し、女性について「当社に所属していましたが、ちょっと前に退職しました」と明かす。ツイッターでの告発についてはやはり把握しており「しっかり事実関係を確認します」と答えた。

   その後、東京ドームは24日夜までに公式サイトで「ヒーローショー運営におけるSNS上での訴えについて」と題する文書を発表。次のように謝罪した。

「このたび、東京ドームシティ シアターGロッソでのヒーローショーの運営におきまして、ハラスメント等の被害があったとSNS上での訴えがございました。この訴えの内容が事実であれば誠に遺憾であり、被害を訴えた方及びお客様にご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます」

   また、

「本ヒーローショーは、株式会社東京ドームが、株式会社東映エージエンシーに制作をお願いしているものであり、現在、当社としては事実関係の確認を進めているところでございます。結果につきましては、あらためてお知らせする予定でございます」

と今後再度アナウンスすることも伝えた。前出の同社広報担当は25日、この文書は女性の訴えについてのものであることを取材に認めている。

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