ヨドバシ最大20%還元に見る「囲い込み」競争の今後 消費増税にらみ他社も...?

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コンビニでも「囲い込み」が

   こうした流れは、コンビニでのコード決済でも進みつつある。ファミリーマートとセブン‐イレブンは7月1日から、それぞれ「FamiPay(ファミペイ)」と「7pay(セブンペイ)」を始める。すでにファミマではPayPayやLINE Pay、楽天ペイなどに対応。セブンは7月からPayPayとLINE Pay、メルペイなどに対応予定だ。FamiPayや7payで、今後どのようなキャンペーンが行われるかは不明だが、大手コード決済と差別化するためにも、高還元を打ち出す可能性はある。

   「囲い込み」を進める上で、追い風になるのは、消費増税にあわせたポイント還元政策だ。現状では10月から来年6月まで、中小企業でのキャッシュレス決済について、政府負担によるポイント還元が行われる予定だ。対象となるキャッシュレス決済は、コード決済だけでなく、クレカやデビットカードなど多岐にわたる。そのため、これで「ゲタ」を履いておいて、自社カードに限ってさらにポイントを独自財源で上乗せしよう、と考える企業が出てきても不思議ではなさそうだ。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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