北海道日本ハムファイターズの上沢直之投手(25)の人間性を、横浜DeNAベイスターズファンが称えている。
2019年6月20日夜、上沢投手は無事に左膝の手術を終えたことをツイッターで報告するとともに、怪我の原因となったプレーの相手打者・ソト選手(30)へのリスペクトを綴った。
ソト選手は「素晴らしい打者」
「今回のことはプレー中に起きたことですし、ピッチャーをやっている以上仕方のないことだと思います。ソト選手の打球は速すぎて見えませんでした笑 それはソト選手が素晴らしい打者であると同時にそのような打者と対戦できることはピッチャーとして幸せです!」
こうした発言には日本ハムファンだけでなく、DeNAファンからの励ましの声も目立つ。
「ベイスターズファンです。上沢選手の素晴らしい人間性改めて素晴らしい選手だと思いました。リハビリほんとに頑張って下さい」
「漢や、、、あんたサイコーだ ベイスターズファンですけど応援します 来季以降の活躍を期待してます」
「ベイスターズファンとしても心から回復をお祈りするとともにもう一度対戦できるのを楽しみにしています」
上沢投手は、6月18日のDeNA戦(横浜スタジアム)に先発。6回にソト選手の打球を受け、途中交代した。19日、東京都内の病院で「左膝蓋骨骨折」と診断されたことを球団が発表した。全治5か月の見通しとされており、今季中の復帰は絶望的だ。
上沢投手は今季開幕戦含む11試合に登板し、防御率3.15、5勝3敗と先発ローテンションの一角として活躍。日本ハムとしては大きな痛手となった。
21日のツイートでは、自身はリハビリに励むとして
「今年はファイターズが優勝して優勝旅行に連れてってもらえるとありがたいです。笑」
とチームに奮起を促した。
日本ハムは20日の試合終了時点で35勝30敗4分。首位と2.5ゲーム差のリーグ3位につけている。