「中崎2軍」「小園1軍」緒方監督の決断 次なる一手は「田中の処遇」か

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「ナインの士気にも影響しかねません」

   19日のロッテ戦では、5試合連続でトップバッターを務めた長野久義外野手(34)に代わり、田中が1番に起用された。4月30日の阪神戦以来40試合ぶりとなるスタメン1番。8回、無死1、3塁の好機には2塁ゴロで打点を記録し最低限の働きをしたが、4打数ノーヒットと、この日も快音は聞かれなかった。

   在京球団の関係者は「緒方監督の立場も理解出来ますが、今のままではファンが納得いかないでしょう。さすがに打率2割を切っている選手を起用し続ける根拠がない。記録はあくまでも個人的なものですから、指揮官としてはチームの勝利を第一に試合に臨まないとナインの士気にも影響しかねません」と指摘する。

   ロッテとの第3戦を控えた6月20日、ドラフト1位・小園海斗内野手(19)が1軍に合流。遊撃手としてスタメン出場の可能性が高まる中、緒方監督の決断はいかに。田中のフルイニング出場記録はストップするのか。注目が集まる。

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