あのテレビ東京は?
普段は各局が横並びで報じるような大きなニュースがあった際も、予定されていた番組を放送する「独自の戦い」を展開することが多いことで知られるテレビ東京は、どうだったのか。「ガイアの夜明け」(22時~)で、速報テロップ(22時24分頃)からしばらく経った、CM明けの22時40分頃、女性アナウンサーが「番組の途中ですが」と、緊急地震速報が出たことを伝え、地震報道を続けた。
大桃さんが指摘した日本テレビはどうだったのか。情報バラエティ「幸せ!ボンビーガール」(21時~)の後半部分、22時26分頃(27分近く)、画面全体が、地名や津波の第1波到達予想時刻などが表になっている文字情報に変わり、ほどなく地震が起きた山形県酒田市の「LIVE」画像などに切り替わって特番になった。
こうして比較すると、日本テレビの特番切り替えのタイミングは、NHKとテレビ朝日よりは遅く、TBSとほぼ同じ時間帯で、フジテレビとテレビ東京より早かった、ということになる(あくまでJ-CASTニュース編集部内の録画機機能による時刻表記であり、ひとケタ台の分数表記は実際とは異なる可能性がある)。
大桃さんは先のブログで、日本テレビについて「仕事でお世話ににもなっていますし、好きなテレビ局さんです。よくみているだけに気になりました」とも触れている。地震特番から通常番組へ戻るタイミングの早さも指摘していた。地震に対する平時の備えの大切さなども訴えていた。