「選手は日々危機感を持ちながらプレーしてほしい」
コパ・アメリカの日本は23人中13人が代表初招集というフレッシュな面々だ。代表に拘束力のある「国際Aマッチデー」ではない日程で開催されることも影響した。ただ今回のメンバー構成については両氏とも肯定的だ。
「まだA代表に呼ばれるほどの力はないかもしれないという選手でも、森保監督は育てるのが非常にうまいですし、日本サッカー協会(JFA)とも連動して招集していると思います。(国際Aマッチデーが終わり)J1リーグが再開する中で、主力選手が代表チームに行ってしまうのはクラブとしては複雑なんですよ。でも森保監督はじめ、代表スタッフがクラブ側とも上手くコミュニケーションを取っているから、Jからも選手を呼べたんでしょう」(岩本氏)
「期待感はあります。難しい絡みがあった中でのメンバー選出になりましたが、東京五輪世代が多い中、南米を舞台にどれだけ自分の力を出せるかは今後に向けても重要です。(東京五輪世代が出場した6月上旬~中旬の)トゥーロン国際大会組もいますし、選ばれた選手は日々危機感を持ちながらプレーしてほしい。コパ・アメリカがそうした感覚を持つことにつながればいいと思います」(名良橋氏)