なぜメジャーリーガーは、ベンチで「ヒマワリの種」を食べるのか

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メジャーリーガーがベンチを汚す理由は

   メジャーリーグではこのように選手がヒマワリの種の殻などベンチ床に吐き捨てるため、日本では見られないほどゴミが散乱している。メジャーリーグのチームが来日するたびにベンチの汚れが話題に上がるが、なぜメジャーリーグの選手はベンチの床をゴミ箱のごとく汚すのか。何ら抵抗感はないのだろうか。前出の関係者は次のように説明した。

「これは日本とアメリカの文化の違いでしょう。メジャーリーガーがベンチの床に紙コップやヒマワリの種の殻を捨てるのは、ちゃんとした理由があります。選手がおのおのゴミをゴミ箱に捨てれば、ベンチを清掃する人間の仕事を奪うことになります。日本人の感覚では考えにくいことですが、アメリカではベンチは汚すものという認識があります。決してマナー違反ではないのです」

   米国ではMLBだけではなく、独立リーグや大学野球にもヒマワリの種を食する習慣が浸透しているという。ビタミンEやビタミンB1、食物繊維を含むヒマワリの種は、栄養価が高いとされ、海外では健康食品として取り扱われている国もある。前出の関係者は「炎天下の試合では、塩分を含んだ塩味は、熱中症対策になるかもしれませんね」と話す。ただ、今のところ日本球界でこの習慣が流行りそうな気配は感じられない。

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