日本での展開「継続的な検討を続ける」
今回ツイッターで話題になった写真は、英国ロンドンに構える旗艦店「ナイキタウン」の店内で撮影されたものだ。同店は6月上旬にリニューアルオープンし、「女性用フロア」を新設した。同社は「スポーツの多様性と包括性を祝福したい」としており、上記シリーズの大き目ウェアを展示するため、それに合わせた大き目のマネキンを取り入れた。なおマネキン自体は一部の北米店舗で18年に使いはじめたという。
大きなウェアとマネキンを旗艦店で大々的に展示することは一部反発も招いた。米FOXニュースによると、英テレグラフのコラムニスト、ターニャ・ゴールド氏は「肥満との戦いを諦めたのか」などと持論を展開した。ただ、これが逆に「プラスサイズ」支持者に火を付けた。著名人がロンドンのナイキタウンを訪れ、マネキンの隣で写真を撮ってインスタグラムに投稿するなどの動きにつながっており、共感を集めている。
今後日本でも同様の展開を進める予定があるかについて、ナイキジャパン広報は「最適なサービス展開やお客様のニーズに答える方法は、継続的な検討を続けていきます」と話している。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)