格闘家でタレントのボブ・サップさん(45)が2019年6月7日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見し、「リング復帰」について言及した。
サップさんは、「ビースト(野獣)」の愛称で親しまれ、かつては総合格闘技やキックボクシング、バラエティー番組などで活躍。大相撲・元横綱の曙との対戦を中継した03年大みそかのテレビ番組の視聴率が、一時的に裏番組のNHK紅白歌合戦を上回ったことは大きな話題になった。サップさんは、「詳しいことは言えない」としながらも、曙との対戦に匹敵するような大きな対戦の企画が進んでいることを明らかにした。
「すでに話しすぎてしまったかも」
最近では、育児を理由に日本での露出を減らしており、17年末の「AbemaTV(アベマTV)」の番組「朝青龍を押し出したら1000万円」、18年の格闘技イベント「RIZIN」、19年にデータマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」のCMに登場した程度だ。
そこで、会場からは、
「やはり、格闘家としての姿をまた見たい」
と声があがり、サップさんは
「詳しいことはまだ言えないが、近い将来に大きな企画がある。明らかに、私にとっては最後のものになると思う。詳しいことは言えないが、提案されている企画は、曙を破った時のような規模になるだろう」
と計画の一端を明かした。直後に
「あまり多くのことは話せないが...。すでに話しすぎてしまったかも」
とこぼした。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)