今となっては空しく... カラテカ入江が吹聴した「人脈」と「芸人のセカンドキャリア事業構想」

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   「フライデー」2019年6月21日号に掲載された、お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さん(42)が詐欺グループの忘年会に出席していたとの報道が世間を騒がせている。

   報道を受け、入江さんは7日にツイッターを更新。「『FRIDAY』にある忘年会に出席したことは事実です」としつつ、「詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」と釈明している。

   同ツイートには、「反社会的勢力とのつながり、そして闇営業。これはアウト、一発退場ですよ」など非難が殺到しているが、ほかにも、「信頼関係も築けぬまま、どんどん人脈を広げるからですよ。浅いんですよ」といった、入江さんの人脈に言及するリプライも続々と寄せられている。

  • 「イリエコネクション」公式サイトから
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水ダウでは「人脈」でサッカー軍団集める

   それもそのはず。入江さんはこれまでにテレビなどで、自らの「人脈」の広さを売りにトークを展開するシーンがしばしば。人脈の作り方を示した著書や、自身の経験を開陳する講演会を行っていることを明かしていたほか、バラエティー番組では具体的な人名を挙げた上で人脈の広さをアピールする機会もあった。

   最近では、5月12日放送の「マルコポロリ」(関西テレビ)に出演し、「サイバーエージェント」の藤田晋社長や「SYLA」の湯藤善行社長など、大企業の社長らと交流があることを明かしていたほか、コンサルティング会社「イリエコネクション」を設立して20社とコンサル契約を結び、年商が1億円に達していることを明かしていた。

   また、2018年2月7日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では、入江さんと元サッカー選手の水内猛さんが、「どちらがサッカー仲間をより多く集めることが出来るか」というテーマで対決したが、入江さんは元サッカー選手の水内さん顔負けの人脈で、元女子サッカー日本代表、元Jリーガー、少年サッカークラブを集めることに成功した。

18年のインタビューで明かした起業理由は...

   また、入江さんは「イリエコネクション」の設立に際してのコンセプトを2018年に公開されたインタビュー記事で明かしていた。同社設立のきっかけについて入江さんは、

「このまま芸人だけをやって、ネタをやり続けて、何年後かを見た時に仕事があるのかなと。自分が得意なことを活かして仕事ができないかと思って考えたのが、今の会社だったんです」

と、その設立理由を説明。さらに、社員のうち、1人はお笑いコンビ「Bコース」の元メンバーであると明かした上で、

「芸人やアスリート、役者さんとかのセカンドキャリアを支援する人材紹介をやろうと思っています」

と、その夢を語っていた。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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