担当者「毎年この時期に募集開始」
こうしたネット上の反応などについて、J-CASTニュース編集部では6月6日、機構の広報担当者に取材をし、話を聞いた。
担当者は、「当機構が設立された平成22(2010)年から、エッセイ募集の事業は継続して行っており、毎年この時期に募集を開始している」と説明。金融庁の資料公表とのタイミングが近かったことについては、「私どもは独立をしたもの。エッセイの募集はエッセイの募集として、この時期に毎年行っている」と話していた。
初年度にエッセイ募集を実施した際は、「わたしの提言」がテーマだったが、翌年からは「わたしと年金」にしたという。応募作が批判的な内容でも問題ないのかとの質問には、「執筆をされる方の表現のものによるものなので、どういった内容のものが適切である、というふうに申し上げることは致しかねる」と答えるに留めた。
なお、ネット上の受け止めについては、担当者は「ネット上でのコメントの書き込みを確認しているようなところはない」としていた。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)