和食店、オープン初日に「10人予約バックレ」 22歳店長「丹精込めて作ったもの全てが無駄に...」

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名乗った電話番号に記者もかけてみたが...

   ツイッターの投稿を見て来店してくれた客が何人かいたといい、用意していた料理の半分程度は提供できたが、残りの約半分は廃棄した。岡田さんは、

「来店くださった方、ツイッターで応援してくださる方々には感謝しかありません。飲食店で予約された方が来店しないという今回のようなことは、社会問題の1つだと思っています。少しでも同じ被害が減ること、被害を未然に防げるように対応できる飲食店が出てくることを祈ります」

と話している。

   一方、席の写真はあるものの、用意した料理の写真がないことから「自作自演」などと疑う声が一部であがった。岡田さんは「心苦しいですが、もし他の飲食店の方が同じ目に遭ってしまった時、同じような言葉を絶対にかけてほしくないと思います。応援してくださっている方々にも迷惑になりかねません」と心を痛める。予約客が来ず動転したため、料理の方は写真を撮っておこうという考えには及ばなかった。

   電話を受けた時に書き留めたというメモを見せてもらった。名前と人数、時間、金額の下に走り書きされた番号に記者も電話をかけてみたが、つながらなかった。岡田さんは5日中にも警察署に被害届を出す予定という。

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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