影のある役柄は、本田さんに合っている!?
今回、本田さんへの評価が大きく変わったわけだが、第8回までとの相違点は、本田さんが医師として業務に励む杏ではなく、一患者として入院する杏を演じたこと。「治療する側」だった本田さんが、一転して「治療される側」である患者として視聴者の目に映ったわけだが、入院患者という「生命力が落ちている存在」に、本田さんが本来持っている「儚げ」とでも言える雰囲気が見事にハマったのではないだろうか。
だとすれば、今回のような入院患者役など、影のある役柄は今後、本田さんの「ハマり役」となり得る可能性を秘めていることになりそうだ。
第9話は、本田さんの女優としての新たな可能性が垣間見えた瞬間があった放送回だったと言えるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)