ツイッターに投稿された「毛刈りされたアルパカ」の写真にネット上では「可愛い」「みんな涼しくなってよかったですね」という声があがった。ツイッターに2019年6月1日に投稿された写真は、リツイートが7万2000以上。いいねは18万を超えている。
しかしリプライ欄には「毎回顔を残すのはなんでだろう」と疑問の声も。たしかに写真を見ると顔回りだけ毛刈りがされていない。
どうしてだろう。頭が熱くなって熱中症にはならないのだろうか。実際に毛刈りをした飼育員に話を聞いてみた。
「熱を感じるのはお腹や脇だけ」と飼育員
話題となったアルパカは、福島県郡山市の観光施設「のんびり温泉別館 イワナの里」にいる。牧場では約30匹のアルパカが飼育され、熱中症対策として梅雨入り前の5月下旬から6月上旬に刈り始めるという。
飼育員は「ヘアースタイルで残している。あと、アルパカといえばモフモフ。そのイメージを残すためにも一応顔回りだけでも残す」とJ-CASTニュース編集部の取材に6月3日答えた。しかし頭だけ刈り残して熱中症にはならないのだろうかと疑問は残る。
投げかけてみると、
「熱を感じるのはお腹や脇の部分だけ」
と顔回りを刈らなくても良い理由を語ってくれた。
1頭あたり20分から30分ほどかけて毛刈りし、刈りとられた毛は多い子で2キロにもなるという。ちなみに人気のヘアースタイルは投稿されている写真の「ライオンカット」だと語ってくれた。