ヤクルト連敗を止めた「持ってる」捕手 今季初スタメンで本領発揮

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昨年はハフを来日初勝利に導く

   また、野口氏によると古賀は何かを「持ってる」捕手だという。古賀は昨年の5月15日に鹿児島で行われた巨人戦でスタメン出場し、新外国人デーブ・ハフ投手(34)とバッテリーを組んだ。ハフは来日以来、中村悠平捕手(28)とバッテリーを組み、5月15日まで6試合白星がなかった。それが初めて古賀とバッテリーを組んだ試合で8回1失点の好投を見せ来日初勝利。弱冠19歳の捕手は一躍、「持ってる」捕手として話題を呼んだ。そして、この日も今季初スタメンマスクで「持ってる」捕手の本領を発揮した。

   8回には2軍での調整が続いていた石山泰稚投手(30)がマウンドに上がり、1点を失ったものの、救援投手陣の柱の復帰は明るい材料となった。ただ、連敗を脱したとはいえ、チームは依然として最下位のまま。交流戦での巻き返しが期待される。

「試合後に小川監督が『ホッとした』とおっしゃっておりましたが、選手はこの日の勝利でホッとしてはいけません。次もやってやる、いくぞという気持ちでいってほしい。ここでホッとしてしまうと、気が抜けて集中力が途切れてしまいます。交流戦では高い集中力を維持してやるべきことはやる。負けることもあるでしょうが、その内容が大事になってきます。選手はここで安心せずに、しっかり前を向いて戦っていってほしいです」(野口氏)
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