600ml級が定番に...「大きめ」ペットボトル飲料なぜ増えた? 反映する様々な社会変化

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「勤務中に時間をかけて楽しめるよう、1本で満足できる大容量に」

   キリンビバレッジではお茶以外のビッグサイズも目立つ。スポーツドリンクの「キリン・ラブズ・スポーツ」は555ミリ、さらに4月新発売のコーヒー「キリン・ファイア・ワンデイ・ブラック」は600ミリで提供しており、コーヒー商品としては特筆すべきサイズ感といえる。

   キリンホールディングスの広報担当は、大容量にしたのは「店頭で目を引きやすくする」ねらいもあると取材に明かす。もちろんニーズにも応えている。

「『ワンデイ』は、仕事中にコーヒーを飲むオフィスワーカーをターゲットとしているため、勤務中に時間をかけて楽しめるよう、1本で満足できる大容量にしました。結果、『長い時間楽しむことができる』『コストパフォーマンスが良い』とお客様にも好評いただいています。『生茶』も、少しでも多く飲みたいというお客様向けに大きくしております。主に自販機で販売している『ラブズ・スポーツ』も水分補給飲料として大容量にしており、自販機定価130円で555ミリリットル商品は限定的であるため、お得感もあり好評いただいています」
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