タレントの中川翔子さん(34)が2019年6月2日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で行われたロッテ対西武戦の始球式に登場した。この日の試合は氷上のミュージカル「ディズニー・オン・アイス」の「スペシャルデー」として行われ、中川さんは同作品のスペシャルサポーターを務めている。
始球式に先立って行われたセレモニーでは、中川さんは「全力でノーバン決めてみせますので、応援してね!」と意気込んでいたが、始球式でのボールは中川さんから向かって右側にそれて「ノーバン」ならず。直後にツイッターで「左利きだけどボールは右だぜ」と悔しがった。
「『ほぼノーバン』ということで...!」
中川さんは過去に何回も始球式に臨んだことがあり、14年8月の広島対巨人戦(マツダスタジアム)で、1回だけノーバンを決めたことがある。中川さんはこの再現を目指すべく、
「ちょっと今日は張り切って、一番高い栄養ドリンクを飲んだのと、腕もぶん回してきたので、スクワットもいっぱい決めてきたんですけど...」
と意気込み、ミッキーマウスから受け取ったピンクのグラブとボールで始球式に臨んだが、惜しくも目標には及ばなかった。
中川さんは始球式後、ツイッターに
「うーー!くやしい、惜しかったですノーバンもうちょっと!こんな広い空間で投げられて幸せです!左利きだけどボールは右だぜ」
と投稿し、報道陣にも
「いやー、あんなに広い空間で、しかも、ミッキーからバトンタッチされたボールを投げられるなんて、最高に気持ちよかったです。だけど、惜しかったですねー。練習より、本番の方が飛びました」
などと「敗戦の弁」。記者が
「横から見ると、ベースは超えたように見えた。これは、ノーバウンドと言っていいのでは...」
とフォローすると、中川さんは
「そんなやさしい『おまけ』があるのでしたら...。『ほぼノーバン』ということで...!」
と、大喜びだった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)