ひきこもり経験者・当事者は、マスコミ報道をこう見ている 川崎殺傷、偏見助長への懸念

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「バッシングが起きるんじゃないか」懸念から発信

   報道後、ネット上ではひきこもりに対するバッシングが出ていることに触れ、「このような言説が広まれば、ひきこもりの当事者や、かつてひきこもりだった者も深く傷つく」と懸念を示し、

「当事者を追い詰めるのではなく、しっかりと事件を検証し、社会の不安が和らぐ報道や言論であってほしい」

   と求めた。J-CASTニュースでは、石崎さんに話を聞いた。24歳から27歳くらいまでひきこもりの経験があったという石崎さん。「今の報道のあり方だと、ひきこもりやひきこもっている人に対するバッシングが起きるんじゃないかという思いがあった。ひきこもりであることと犯罪をおかすことがイコールになってしまう」と語った。

   最近のマスコミ報道では、「ひきこもりであることと犯罪は関係ありません」と前置きして話す人がおり、数年前からは意識が高くなっているように思うというが、「そういう前置きが必要ではないか、引きこもることと凶悪犯罪を起こすことはどれだけ関係するのか、かなり検討してほしい」と呼び掛けていた。

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