作り手の問題と「芸術作品そのもの」は別
今回の事案の理不尽な結末に、一部のファンからは「アイドルの応援をやめたい」をいった声もあがる。こういった声には、作品と、その背景は切り離して考えるべきだとの見方だ。
「私は音楽が好きなので...。もちろん、それを作り出す側の様々な社会的な問題について全く無関係とは言えないとは思っていますが...。うーん。CHAGE and ASKAが好きな人は、多分、今でも聴いてらっしゃるでしょう。そういう風に、作り出した人とその背景、社会的な問題と、その芸術作品そのものとは別問題と思っています」
総合プロデューサーの秋元康氏が説明しないのはおかしい、という指摘には、
「秋元さんの作詞家としての能力や、マネジメントのある部分については評価しているが、AKBグループのマネジメントをどういう体制でどういう実態で行われているかまでは承知をしていない。少なくとも、そういった(説明しないとおかしいという)見方をされているのは残念」
と述べるにとどめた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)