韓国内「よくやった」の声も
韓国メディアでは、聯合ニュースや東亜日報もウェブ(ハングル)版で報じている。記事に寄せられたコメントをグーグル翻訳などを使って読むと、選手らに対し、「精神教育をしなければ」「韓国から追放しろ」と厳しい声が多く寄せられているが、中には中国との歴史的な関係に触れつつ「よくやった」と激励する声もあった。また、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備をめぐり、中国側が韓国への団体旅行を禁じる措置を取ったことがあったことを指摘し、選手のトロフィー踏み付け行為が、もし「中国を足元に征服した」という心境でなされたのなら「積極的に歓迎する」という見方も示されていた。
パンダカップは、中国と韓国のほか、タイとニュージーランドの計4か国が参加した。最終日の29日には2試合があり、韓国-中国戦は最後の試合だった。試合後のセレモニーでトロフィーが授与された。