車道を歩かされる通行人も... 川崎殺傷現場、居座るマスコミへの不評

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   献花を取材するマスコミが迷惑――。川崎市多摩区登戸で児童ら19人が殺傷された事件をめぐり、現場を訪れた人や、近隣住民らからSNS上でマスコミへの注文が相次いでいる。

   献花に訪れた20代の男性は、取材に「最低限の安全を確保していただきたい」と訴える。

  • 献花スペースの付近の様子(読者提供)
    献花スペースの付近の様子(読者提供)
  • 献花スペースの付近の様子(読者提供)
    献花スペースの付近の様子(読者提供)
  • 献花スペースの付近の様子(読者提供)
  • 献花スペースの付近の様子(読者提供)

「取材陣が歩道にまで展開」

   2019年5月28日に起きた事件後、現場となったスクールバスの停留所近くには多くの人が献花に訪れている。

   マスコミも一様に献花の様子を伝えたが、ツイッターではその振る舞いを批判する書き込みとともに、取材陣が殺到する姿をおさめた写真が複数投稿された。

   事件翌日に献花に訪れた20代の男性も同様の感想を持った。J-CASTニュースの取材に、「取材陣が歩道にまで展開していたことも迷惑に感じましたが、献花に訪れた方や一般の歩行者、自転車の方が通られても道を譲らないというところに強い嫌悪感をいだきました」と漏らす。

   報道陣が献花スペースの横にあるコンビニ周辺の歩道で"シャッターチャンス"をうかがっていたため、通行人は車道を通らなければならず、「車の往来が多かったので、とても危なく感じました」という。

「事件現場に来られた報道陣のみなさんには、最低限の安全確保はお願いしたいです。取材活動が元で事件現場で事故なんてことになってしまえば、以降の献花が中止になるということも考えられます。ですのでせめて通行人には道を譲って、最低限の安全を確保していただきたいです」

   登戸在住の30代男性も、報道陣が通行の妨げとなっている姿を目撃し、「もう少しスタッフ減らしても良い」と要望する。そのほか、中継車の路上駐車や談笑する記者も見かけたという。

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